5月の爽やかな風に吹かれて、『尊厳』について考える

外国人労働者特定技能特定技能「介護」特定技能研修について 2023.05.30

5月の爽やかな風に吹かれて、『尊厳』について考える

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ごあいさつ

読者の皆さんこんにちは、介護特定技能研修講師・主任ケアマネジャーの田端です。

今月もこの文章を読んでいただきありがとうございます!

5月8日に新型コロナウイルスの感染症法上の位置づけが変更になりました。医療機関や介護施設においても対面での面会を再開されている所もあり『会いたい人に会える』ことの喜びを実感されている方たちも多いでしょう。しかし、新型コロナウイルス自体が収束したわけではありません。

この3年間で知り得たことを今後の感染対策に活かし、高齢者や基礎疾患をお持ちの方の命と健康を守りながら、アフターコロナの日常を作っていく新たな対策と挑戦が始まります。

今年のゴールデンウィーク皆さんはいかがお過ごしでしたか?

3年ぶりに行動制限のないゴールデンウィークとなり旅行や帰省・イベントなどを楽しまれた方もいらっしゃるでしょうか?

日本各地の主要駅周辺でも大きなスーツケースを押しながら歩いている海外からの観光客を見かけるようになっています。

しかし、ケアマネジャーはお盆休みや正月休み同様、ゴールデンウィークも無縁のお仕事です…これは介護職や医療職に就いている人には『あるある』なのかもしれませんが、出勤時の電車内の空き具合や道路の交通量の少なさで、「ああ、今日は祝日だったんだな」と気づくことがあります。出勤した職員同士で「今日は何の祝日だっけ?」と確認したり。お盆休みや正月休み・ゴールデンウィークなど行政機関や企業がお休みの日は、普段とは少し違う通勤風景で大型連休や祝祭日を味わっています。

入浴介助について

介護の勉強会、今月は3大介護のうちのひとつ、『入浴介助』についての内容を行いました。

 入浴介助を行うときにスタッフは様々なことに気を配る必要があります。

◇体調の変化が起こりやすいので、入浴前後の体調確認や水分補給を行う

◇転倒の危険性が高くなるため、転倒予防のための対策や適切な介助を行う

◇一般浴・機械浴の選択、福祉用具の使用

◇対象者の方ができる能力を見極め安全に動作を行ってもらう

また、入浴介助では事前準備するものが多いので物品の準備や確認も必要です。

入浴介助と言うと、安全面や注意点・効率化などに目が向きがちですが、対象者の方の入浴に関する考えかたの違いもあります。入浴自体の好き嫌いやお湯の温度の好み、浴槽へ浸かる時間など各人好みはそれぞれです。

一日の生活の中で入浴は短い時間ですが、対象者の方に「気持ちが良かった」と思ってもらえる介助を行いたいですね。

何度かこの『入浴介助』の介護の勉強会を繰り返して気づきましたが、『食事』『入浴』『排泄』という3大介護の中で入浴が一番国の違いによる文化の違いが出やすいと気づきました。

日本では、水資源が豊富なことや長年培われた温泉や銭湯文化から、身体を洗うことと浴槽に浸かることが入浴と私は思っていましたし、温泉で他人に裸を見られることに対する抵抗は少ないです。

しかし、世界ではバスタブがない国や地域もあります。シャワーや水浴びで身体の清潔保持を行う国や、シャワーも固定式が普通だったり。熱帯地方ではお湯を使わない地域もあるそうです。また、裸の姿を人に見られることに抵抗がある地域の方も私たちが考えている以上に多くいらっしゃいます。

多様な国や地域の方たちと『入浴介助』について語り合うことで世界や文化の違いも知ることができます。

ダイジェスト動画できました!

ダイジェスト動画できました!

以前撮影した介護勉強会の動画のダイジェスト版が完成しました。

ご興味ある方はぜひご覧になってください。下記のリンクから飛べます↓

↓↓

いかがですか?フル動画が見たい!!という気持ちになってもらえたら嬉しいです。ご期待ください!!

さらに入国しました!

さらに入国しました!

先月末にさらに2名の方がネパールより無事来日しました!!

今回も私は仕事の都合でお会いすることはできなかったのですが、いつも画面越しで会話していた方が見慣れた日本の景色に写っているのは不思議な感じがしましたし、名古屋駅に到着した時の動画を見せてもらったらウルっときました…

お互いに待ち焦がれていた来日です。

介護職としての新たな日本での生活は簡単にいかないこともあるかと思います。しかし、「あたたかさ」「笑顔」「思いやり」を持ち、対象者の方に寄り添うことを大切にしてほしいと願っています。

これからの活躍を期待していますし、さらにサポートできる体制を構築したいと思います。

『尊厳』とは?

『尊厳』とは?

介護の勉強会で尊厳という言葉を『その人らしさ』と言い換えています、すなわち尊厳の保持とはその人らしさを大事にするということです。

私たちが接している介護を必要とされる方たちも、それぞれに歩んできた『人生』があります。

今は身体が動きにくくなっていたり、言葉が出にくくなっていたり、生活のさまざまなことにお手伝いを必要とされている方たちの介護をする。

その時に、心に留めておきたいことは私たちが介護をすることによって、「その人が生きているという価値を守る。」「その人の生きてきた人生を守る。」「その人のこれからの日常を守る。」ということではないでしょうか?

これからの日本の介護は、日本人と特定技能外国人が心を一つに支えていかなければなりません。新型コロナウイルスを取り巻く情勢が変化している今。これからは外国人の介護職が急増します。

数を増やすだけでなく技術を伝えるだけでなく「心」を伝えて行きたいと『尊厳』と『その人らしさ』という言葉をとおして、あらためて考えました。

これからも私たちの試行錯誤の中から見えてきたものを発信していきたいと思います。

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