ネパールの秋祭りが盛大すぎて驚きました、、、

特定技能特定技能「介護」 2023.10.31

ネパールの秋祭りが盛大すぎて驚きました、、、

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ネパールにも秋祭りがありました!

読者の皆さんこんにちは、介護特定技能研修講師・主任ケアマネジャーの田端です。今月もこの文章を読んでいただきありがとうございます。

10月は秋祭りの季節ですね。

私が住んでいる地域のお祭りも「4年ぶりに通常開催」という枕詞で復活しました。昨年までは中止や神事のみ実施など規模を縮小して行われていましたが、今年はお祭りの会場が徐々に準備されている場面を見たりお祭りの当日には、祭りという非日常の大切さを再確認できました。

8月の時も「ネパールにお盆ってあるのかな」と思いついたように、私は今月も「ネパールにも秋祭りってあるのかな」と思いついて調べてみると・・ありました!

それはダサインと呼ばれるお祭りのようでネパール国民が最も愛する祭り、という呼び名もみかけました。

ネパールのお祭りダサイン

ダサインはヒンドゥー教徒のお祭りで、女神ドゥルガーが人々を苦しめる魔物に勝利したことを祝うお祭りです。

毎年9月半ばから10月にかけての15日間続くお祭りです。ダサインの最後の日は必ず満月なので、開催日は月の動きによって毎年微妙に前後します。今年は10月15日から28日まで行われています。

15日間に渡って行われるお祭りの期間中、行政機関や学校・企業も約10日間の休みに入ります。

ダサインは1年に1度、一族が集まってお祝いする大事な行事です。

家族愛が強く、親族の結束が強いネパール人は、「ダサインに両親の住む家にかえらないなんてありえない」というくらい、一斉に帰省します。

ダサインの期間は儀式やお祝いの行事がそれぞれの日に行われ祝日名が与えられています。

ダサインのメインイベントは10日目のヴィジャヤ・ダサミです。晴れ着を着て、ご馳走を食べ、家長から祝福のティカ(額につける赤い粉)を受けるネパール最大のハレの日となります。

帰省して、いつもより豪華な食事や音楽で踊り、家族親族や友人と楽しい時間を過ごす。なんだか、日本の「お正月」のような行事だなと思いました。

…と調べてこのコラムに書いていたら、まさにダサインの真っ最中に開催を予定していた勉強会にほとんどの方が出席しないとの連絡が入り開催日を変更する事態になりました!!

改めてネパールの皆さんはダサインを大事にしていることがわかりました(笑)

シーズン8スタート

介護の勉強会も今月から新しいシーズンがスタートしました。

先月からメンバーが入れ替わってきており、今月からはインドネシアからの参加者も増えました。

第1回の内容は、新しく介護の基本についての説明です。「最初が肝心」という言葉もあるように、他の回よりも緊張感をおぼえながら講師を務めています。

新しく参加された方はどれくらいの日本語が理解できるのか・・

オンラインなので伝わり方は大丈夫だろうか・・

色々な方向に注意を払いながら90分かけて想いを伝えていきます。

今回も無事伝わったようでひと安心できました。ここから三か月、一つでも多くの学びが得られるように奮闘していきます。

先日も長い期間オンラインでネパールから参加してくれていた方が来日しました。

直接お会いはできませんでしたが動画のメッセージでお礼の言葉をいただき、嬉しい気持ちに胸が熱くなりました。

人を大切にする会社しか残らない

これは、とあるネットのインタビュー記事を読んでいて印象に残った言葉です。

私も経営者として、相談支援業務にあたるケアマネジャーとして、人を大切にするということに向かい合っています。

外国人人材についてもまったく同じことで外国人人材を大切にする会社しか残らない、これからの介護事業はそうではないかと強く想います。

尊厳の保持、という言葉が介護保険法ではよく出てきますがこれもつまりは自分自身以外の人を敬い、大切に思うことだと考えます。

これからの日本の介護は、日本人と特定技能外国人が心を一つに支えていかなければなりません。これからは外国人の介護職が急増します。

ウィズコロナの時代となり変化している今、数を増やすだけでなく技術を伝えるだけでなく「心」を伝えて行きたいと改めて考えました。

そしてその「心」を『あたたかさ・笑顔・思いやり』という言葉で発信していきます。

これからも私たちの試行錯誤の中から見えてきたものを発信していきたいと思います。

よろしくお願いいたします。

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