ネパール豪雨 | パナウティ自治区で食料支援を行いました
その他 2024.10.15
ネパール豪雨について
ネパール豪雨とは、2024年9月26日から28日にかけての激しい豪雨によって、甚大な洪水と地すべりが発生しました。
この災害により、10月初めまでに236人が死亡し、多くの人々が行方不明となり、数千人が家を失い避難を余儀なくされました。
今も救助活動が困難な状況が続いています。
今回は、カトマンズ事務所のスタッフに支援が行き届いていない人が多い地区を調べてもらい、カトマンズの南東部にあるパナウティ自治区のRoshi Thakuri村へ直接支援を行って参りました。
日本事務所のスタッフもネパールへ一時帰国をしていた為、被害状況を確認していたネパール事務所のスタッフと一緒にカトマンズからトラックで2時間ほどかけて現地に入りました。
Roshi Thakuri村での支援活動
事前の見回りで首都のカトマンズや近隣の都市部には支援が届いておりましたが、幹線道路から外れた被害地区の様子を見に行った際に、住民の方から「他の人から支援を受けた食料は区長が集めて知り合いに渡してしまう、私たちは何ももらえない」と言われました。
区長様に事前の連絡をした際にも「自分の元に集めてから渡すので私に送ってほしい」と言われましたが、
今回は場所をお借りして地滑りの被害が少ない場所で支援を行いました。
ネパール事務所のスタッフが事前に確認していた40世帯にお米・油・塩・豆をお渡ししました。
ネパールで1番大きなお祭りのダサインにて、家族が集まる前に食料を用意できたことを皆様喜んでおられました。
これからも「関わる人と企業を少しでも幸せに」の理念を大切に即戦力となる外国人材と企業の支援を続けて参ります。