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2025.07.21
外国人労働者
その他

【インドネシア】トレンドチェック”#KaburAjaDulu(とりあえず逃げよう)”

ごあいさつ

皆さんはじめまして、RDグローバルリンクのカスタマーサポート アフィフです。

今月から、私が気になったインドネシアのトレンドを日本の皆さんに紹介します。

よろしくお願いします。

#KaburAjaDulu(とりあえず逃げよう)がトレンドになっている理由

このトレンドが生まれた理由は、西ジャワ州チャミス県の村長が日本に働きに来るために村長を辞めたというニュースが報道されたからです。

給与の金額も村長の仕事でもらえる報酬の約10倍、また、彼が以前働いていた仕事が特定技能2号で働くことが出来るようになったので日本で働き続けることもできるようです。

インドネシアの若者はこのニュースを聞いてから「インドネシア国外で5年働けば、インドネシアで25年働くのと同等の収入を得られる」と考え国外に夢を見る人がさらに増えました。

インドネシア労働省、中部ジャワ州の労働局が取っている集計データでも前年比3.17%増

出稼ぎの国として人気な国は、

  • 言語がほとんど同じマレーシア
  • 食住が無料提供されホームヘルパーとして働ける台湾
  • 勤務時間は長いが高収入な香港が出稼ぎ先として人気な国です。

 

日本を含めた情報をまとめると下記の図のようになります。

項目 TW 台湾 HK 香港 MY マレーシア JP 日本
主な勤務職種 介護・工場 家政婦・介護 建設・家事・農業 介護、農業、建設、外食業
月収目安(日本円) 約10万円 約6~9万円 約3~6万円 約15~25万円
言語の壁 やや高い(中国語) 高い(広東語) 低い(マレー語) 高い(日本語)
宗教に対する理解 不十分な地方もある やや不十分 同じ宗教の為安心 理解も進んでいるが限定的
労働者の法的保護 政府協定あり 契約保護あり 比較的ゆるい 比較的整備されているが課題あり

 

”When in Rome, do as the Romans do”【郷に入っては郷に従え】

私がこのトレンドニュースを見た時に思ったことは「どこの国に行っても大丈夫ですが、ちゃんとその国のルールや文化を尊重して生活をしてほしいと思いました。 」

また、#KaburAjaDulu(とりあえず逃げよう)は皮肉であり、逃げるというよりも自分でより良い生き方を選ぼうとするインドネシアの若者の姿勢の表れだと思います。

これからも私が気になったインドネシアのトレンドを皆さんにご紹介したいと思いますのでよろしくお願いいたします。

 

引用元

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