外国人留学生を採用するメリットや注意点とは?採用方法もあわせて解説

外国人労働者 2024.01.31

外国人留学生を採用するメリットや注意点とは?採用方法もあわせて解説

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近年日本では若年層を中心とする労働人口の減少が進んでおり、企業が人材の確保に頭を悩ませています。そんな中、注目されているのが外国人留学生の採用です。令和5年に出入国在留管理庁が発表した「令和4年における留学生の日本企業等への就職状況について」によると、日本企業で働くために在留資格変更許可申請をした留学生の数は35,363人となっており、多くの留学生がさまざまな業種で活躍しています。

本記事では、外国人留学生を採用するメリットや採用する方法、注意点について解説します。

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1.外国人留学生を採用する5つのメリット

外国人留学生を積極的に採用したいと考えている企業が増えていますが、採用することで企業にはさまざまなメリットがもたらされます。まずは採用するメリットについて解説します。

  • 日本の生活に慣れている
  • 優秀な人材の確保
  • 語学力を活かした業務を任せられる
  • 海外進出の戦力となる
  • 社内の活性化

日本の生活に慣れている

外国人材の採用は人材不足に悩む企業にとって効果的ですが、海外から新たに採用をおこなう場合、外国人材が日本の生活に慣れるまで時間を要する場合があります。慣れない言語や異文化の中での生活で不自由さを感じてしまい、日本での労働を苦しく感じてしまうおそれもあります。

外国人留学生であれば、留学を経て日本での生活に慣れているため、労働環境にもスムーズに溶け込めるでしょう。いち早く社内の戦力になってくれる可能性が高いです。

優秀な人材の確保

日本で学ぼうと考える外国人や日本で働こうと考える外国人は、若くて意欲の高い人材が多いため、優秀な人材を確保できます。また、国としても外国人材を採用することを推進しており、さまざまな分野で外国人を受け入れられるように「特定技能」という在留資格を2019年に設定しました。留学生ビザから特定技能ビザに切り替えることも可能です。すでに一定の技能や専門的なスキルを持っている外国人を受け入れることが可能なので、即戦力となりうる人材を獲得できるでしょう。

語学力を活かした業務を任せられる

外国人留学生が卒業したあとに就く職業で、最も多いのが通訳や翻訳です。出入国在留管理庁が発表した「令和4年における留学生の日本企業等への就職状況について」によると、就職先での職務内容として「翻訳・通訳」が約16%と一番多い結果になっています。母国語も日本語も話せる留学生は語学力を生かした業務を任せることが可能で、海外との取引をおこなっていたり、これから海外への事業展開を検討していたりする場合は、留学生は非常に貴重な存在と言えるでしょう。

海外進出の戦力となる

海外への進出を考えている企業において、外国人留学生は海外への事業展開の即戦力になるといえるでしょう。日本と海外では、言葉はもちろん文化やビジネスにおける価値観など、さまざまな点で違いがあります。この違いが把握できていなければ、事業の発展や現地企業との商談はうまくいかないおそれがあります。

母国と日本の言語や文化をどちらも把握している留学生を採用することで、円滑なビジネス展開をおこなえて、海外進出の大きな助けになってくれる可能性があります。

社内の活性化

日本で働こうと考える外国人は、意欲的で真面目な人材が多く存在します。そのため、前向きで意欲的な留学生と一緒に仕事をおこなうことで、既存の日本人従業員にもよい影響を与え、社内の活性化につながる効果を期待できます。

2.外国人留学生を採用する方法

外国人留学生を採用したいと考える企業は多いと思いますが、「どのように集めればいいか分からない」という人も多いのではないでしょうか。外国人留学生を採用する方法は、主に以下の方法があります。

  • 求人サイト
  • 求人検索エンジンへの広告掲載
  • 語学学校とのネットワークを作る
  • 人材紹介や人材派遣サービスの利用

求人サイト

1つ目は、求人サイトを活用する方法です。求人サイトで求人情報を掲載することで、その情報を見た外国人材から問い合わせをもらう流れになります。

無料で利用できるものも多く、無料媒体であればコストをかけずに求人情報を掲載可能です。ただし、求人サイトで募集した求人は応募者のレベルがさまざまなので、希望通りの人材が集まるか分かりません。そのため求める人材が集まらない可能性も高いです。

求人検索エンジンへの広告掲載

2つ目は、求人情報に特化した検索エンジンに広告を掲載する方法です。求人検索エンジンは、一般的に無料で求人を掲載することも可能ですが、広告を活用することで目のつきやすい場所に広告が掲載され、より多くの外国人材に求人を見てもらえるようになります。広告運用も行う場合、運用にあたっての手間はかかってしまいますが、単に求人を掲載するより多くの募集数を見込める可能性が高いです。

語学学校とのネットワークを作る

3つ目は、外国人留学生を数多く抱えている語学学校と直接コンタクトを取り、ネットワークを作る方法です。語学学校とのネットワークを作っておくと、求人情報を掲載してくれたり、優秀な生徒の紹介をおこなってくれたりします。留学生の特徴や人柄を聞いたうえで採用活動ができるので、優秀な人材を獲得できる可能性が高いです。ただ、学校によって留学生の数は違うので、事前に受け入れ数の多い学校などを調べておくようにしましょう。

人材紹介や人材派遣サービスの利用

4つ目は、外国人材の紹介をおこなっている人材紹介業者や人材派遣サービスを利用する方法です。人材紹介業者や人材派遣サービスであれば、求める人物像や募集要項に合う人材をヒアリングしたうえで、自社に適した人材を紹介してくれます。

業者に依頼すると費用はかかってしまいますが、募集から面接の設定、雇用する際の特別な手続きなど、採用に必要な作業や手間を一括して依頼可能なので、企業にかかる手間を削減できます。できるだけ早く採用をしたい場合は、人材紹介業者や人材派遣サービスに依頼をするのがおすすめです。

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3.外国人留学生を採用する際の注意点

人材の確保や社内の活性化など、多くのメリットをもたらしてくれる外国人留学生ですが、採用をおこなう際にはいくつか注意する点があります。注意を怠ると、採用した企業側に損失が発生してしまうおそれもあります。ここからは採用する際の注意点について解説します。

在留資格が変更されているか確認

外国人が日本に在留して労働をおこなう場合は、労働が認められた在留資格を取得する必要があります。留学生の在留資格は「留学」ですが、日本での仕事をおこなうためには、労働が認められた資格に変更する手続きをおこなわなければなりません。

労働が認められていない人材を採用して働かせてしまうと、企業も処罰の対象となってしまいます。必ず採用活動の時点で、在留資格が変更されているか確認するようにしましょう。

外国人雇用状況届の提出が必要

外国人留学生の採用や離職の際に、企業は「外国人雇用状況届出書」を提出する必要があります。外国人雇用状況届出書とは、該当する留学生の氏名や在留資格、期間などの情報を記載して、雇用状況を厚生労働省に届け出る書類のことです。外国人の雇用状況を把握し、雇用管理や雇用安定につなげることを目的として提出を義務付けています。提出を怠ったり、虚偽の報告をおこなったりした場合、罰則が課される可能性があるので注意しましょう。

日本語スキルの確認

外国人留学生は、留学を経て日本での生活や文化に慣れていますが、日本語は読み書きが苦手であったり、スムーズに話すことが難しかったりする人が多くいます。入社してから日本語スキルに問題があることが発覚し、業務に支障が出るなどのトラブルが起きてしまう可能性もあるので、事前に語学試験などをおこなって日本語スキルの確認をしておきましょう。

受け入れ体制の準備

外国人留学生を採用する際には、仕事に専念できるようにするだけでなく、生活面も含めた支援体制を準備しておく必要があります。留学生活を経験しているため、ある程度は日本の生活に慣れているかもしれませんが、文化や価値観の違う日本にまだまだ慣れていない場合もあります。

留学生が円滑に生活できるように、必要な情報の提供や手続きのサポートなど、生活に影響を及ぼすさまざまな面での支援を提供できるような受け入れ態勢を準備しておきましょう。これらは「義務的支援」として、企業側がおこなう必要のある支援となっています。

最近では、これらの支援をおこなってくれる「登録支援機関」が増えてきており、すべて委託できるようにもなっています。これらの支援をおこなうには専門的な知識も必要となるため、スムーズに採用をおこないたい場合は登録支援機関への依頼も検討してみましょう。

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5.まとめ

本記事では、外国人留学生を採用するメリットや採用する方法、注意点について解説しました。労働人口の減少にともない、人材を確保するには外国人留学生も視野に入れた採用活動が必要となってくる時代になりつつあります。まだ外国人材の受け入れをおこなったことがない企業は、「本当に採用できるのか」と不安になるかもしれませんが、採用をサポートしてくれる業者や支援を代行してくれる期間などのサービスを活用しながら、優秀な留学生の採用を検討してみましょう。

外国人材の雇用をお考えの方へ

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