産業ケアマネフォーラムに参加してきました

介護特定技能「介護」特定技能研修について 2023.03.24

産業ケアマネフォーラムに参加してきました

この記事をシェアする

ごあいさつ

読者の皆さんこんにちは、介護特定技能研修講師・主任ケアマネジャーの田端です。今月もこの文章を読んでいただきありがとうございます!

3月は年度末、という企業様も多いのではないでしょうか。来月から心機一転、新しい年度が始まりますね!新型コロナとの付き合い方も変わりつつある中、これまでは新しいことに挑戦する意欲を奪われることが多かったですが、ここからは新しい挑戦を始めることや止まっていた物事が再び動き出す機運が高まってきますね。

季節も年度も変わり心機一転!!張り切っていきましょう!!

産業ケアマネフォーラム

私事ですが実は今月誕生日を迎えました!家族や仲間、周りへの感謝をしつつ誕生日に私はあえて札幌へと飛びました。それは何故かというと先月の予告通り、産業ケアマネフォーラムに参加してきたからです。

 前回紹介した産業ケアマネジャーという資格をさらに普及させるべく、介護業界を越えた枠組みや繋がりを創り出す場所として誕生したイベントが「産業ケアマネフォーラム」です。第1回は昨年沖縄で開催され、今回第2回が札幌で開催されました。

オンラインでも参加可能になっていましたが、どうしても現場の熱量を感じたく札幌へ向かいました。

 当日は全国各地から産業ケアマネジャーの普及に燃える方々が集まり期待以上の熱気を感じました。

 第一部は、NPO法人となりのかいご代表理事 川内潤さんの基調講演でした。これが想像以上に興味深い話で大きな刺激を受けました。産業ケアマネジャーという資格が誕生する前から独自の活動で電通、ブリヂストン、コマツなど大手企業の介護相談で活躍されており、これまでの取り組みや活動報告は川内さんの気さくで明るい話し方が心地よく、あっという間に過ぎてしまったかのように感じました。話に引き込まれ、すかさずamazonで著書を注文してしまうくらいでした。その後届いた「親不孝介護距離を取るからうまくいく」も非常に興味深く読むことができました、家族介護について考えるタイミングの方、おすすめです。

 第二部のセッションでは、介護業界では知らない人がいないmasaさんこと菊地 雅洋氏をコーディネーターに迎え、フォーラム・ディスカッションが行われ産業ケアマネジャー、社労士、ワークサポートケアマネジャー、など様々なスキルを持つ方々から様々な意見が飛び交いました。その中で私が挙手をしゲストのみなさんにケアマネジャーの未来を考える余裕がないほどに業務に追われ、疲弊しているケアマネジャーへの励ましのメッセージを希望したところ力強い言葉をmasaさんからいただいたことに感動しました。

まだ雪が降る天候の札幌でしたが、足を運んでよかったと実感することができました。

 このように札幌で大きな刺激を受けた私は、愛知支部長を務めるケアマネジャーを紡ぐ会の主催として産業ケアマネフォーラムを7月に愛知で開催することを決断しました。準備で忙しくなると思いますが、未来のケアマネジャー像を創りあげるべく、仲間と協力し準備していきたいと思います。

来日しました!!

嬉しい出来事がありました。

長い期間、介護の勉強会にオンラインで遠く離れたネパールから参加してくれていた3名の特定技能生が今月無事入国しました!!

 来月4月からいよいよ介護施設で介護職として勤務を開始します。これまでの勉強会の経験を活かして活躍してくれることを願っています。

入国して空港からRDグローバルリンクに来た時、介護で大事な3つの事は?と出迎えた人が尋ねたところ、しっかりと「あたたかさ・笑顔・思いやりです」と答えてくれましたよ、と教えてもらいました。これまで私が勉強会で繰り返し伝えてきた事がしっかり理解してくれていることを知り、本当に嬉しく喜びを感じました。

 介護職としての新たな日本での生活は簡単にいかないこともあるかと思いますが、まずは仕事に慣れてもらい、次の目標である介護福祉士取得に向けて努力して成功を掴み取って欲しいなと思います。

介護勉強会の動画を制作します

介護勉強会の新たな試みとして動画を撮ることになりました。

これまでの未経験の方へ伝える内容に加え、現在介護施設で働いており、ある程度経験を積んだ外国人の方の体験談を基に、これから働く方や働き始めて仕事に慣れてきた方へ向けた内容を予定してしています。これまでの勉強会に加え実際に仕事をしている方の経験を盛り込んだ内容です。

以前から働き始めた方たちのフォローができる内容を、と考えていたものが形になりそうです。仕事に就いた後では、勉強会に参加する時間を作りにくいので、空いた時間に見れる動画形式は最適です。視覚的な学びが可能で 映像やイラストを用いることで把握しやすくなります。また、動画を再生する速度や、好きなときに何度も見返すことができるため、自分のペースで学習することができます。

 これからは多様なコンテンツを用意し、様々な介護のテーマに関する動画を増やし、学びたい分野に合わせて、自分に合ったコンテンツを選ぶことができるようにしてあげたいです。ご期待ください。

 これからの日本の介護は、日本人、特定技能外国人が心を一つに支えていかなければなりません。新型コロナウイルスが落ち着けば、恐らく外国人の介護職が急増します。

数を増やすだけでなく技術を伝えるだけでなく「心」を伝えて行きたいとあらためて考えました。

これからも私たちの試行錯誤の中から見えてきたものを発信していきたいと思います

よろしくお願いいたします 。

この記事をシェアする

この記事をシェアする

1完了!
簡単お問い合せ

採用担当者様お役立ち資料を
無料ダウンロード