即戦力（特定技能外国人）の人材紹介

人手不足のため、一度三重県にある別の登録支援機関に相談をしましたが、フィリピン人を採用したものの、技能試験に合格していなかったので合格を条件とした内定でした。結局彼が試験に合格できず、内定辞退となったため、名古屋まで視野を広げて他の登録支援機関も探してみたところ、「スキワー」を見つけて、問い合わせてみました。

スピーディに対応いただき、驚きました。
2022年9月15日に問い合わせ、当日に電話をいただきました。翌日弊社に訪問してもらい、そこで制度やスケジュールの説明など、詳しく話していただきました。求人条件をその場でまとめ、「紹介できる人材が見つかったら連絡をする」という回答をいただき、待っていたところ、9月23日には「ネパール在住のネパール人で、紹介人材が見つかった」という連絡をもらいました。その後、9月27日には、WEBで面接ができました。
WEB面接も、私がパソコン操作など不得手なので営業担当の方が弊社まで来てくれ、RDGLオフィスにいるネパール人通訳の方を交えて面接してもらいました。弊社は養豚場を経営していますが、今回ご紹介いただいた人材は、マレーシアの大規模な養豚場で働いていた経験もあり、試験も既に合格していたので、即内定を出しました。
こんなに早く決まるのなら、もっと早くこの会社にお願いしておけばよかったと思いました。

内定を出したら、次はビザの申請準備に入りました。申請に必要な書類は、行政書士の方が作ってくれたので安心できました。弊社で準備する書類は、ＲＤグローバルリンクの方からリストをもらったので、2週間ほどで集めました。内定者がネパール在住の方なので、サインなど国際郵便で対応いただいたと聞いていますが、11月2日にはビザの申請ができたという報告を受けました。
ただ、そこからの審査期間が予定より長く、入管からの連絡もなかったようで、やきもきしました。最終的に許可が下りたのは2月10日でした。
その後、さらにネパールでの手続きが1ヶ月半ほどあり、彼には3月28日にようやく入国してもらうことができました。

弊社は養豚場なので、衛生管理が非常に重要です。特に豚コレラの扱いは慎重にしなければならず、海外からの渡航者の場合、豚舎へ入場するには３日程度の隔離措置を置くことが必要です。コロナもまだ終息しきっていなかったため、彼には3泊4日でホテルに宿泊してもらいました。ホテル代は、当然弊社が負担しました。
弊社の用意した住居に引越したのが3月31日で、その日はＲＤグローバルリンクの方々と一緒に買い物などをして、住環境を整えました。いよいよ翌日の4月1日から、キリよく仕事を開始しました。
彼の次の休みの日には、ＲＤグローバルリンクの支援担当のネパール人が、住民登録などの行政手続きや携帯電話の用意など、すべてフォローしてくれ、私は安心して業務上の指導に専念することができました。

マレーシアで養豚場の経験があるとはいえ、大規模農場と弊社のような小規模農場では、勝手が違います。彼は最初、そこに戸惑いがあったようでしたが、非常に頭が良く、2週間も経過するとメインでお願いしている仕事（豚舎の清掃業務）は大体できるようになっていました。そればかりだと飽きてくるだろうと考え、今では他の日本人従業員と協力して行う周辺業務も任せるようになっています。
また、入社から1ヶ月ほどした4月末頃、彼はお尻の痛みを訴えてきました。見るからに痛そうにしていましたが、私は他の業務で時間がとれず、病院に連れていくこともできませんでした。彼はＲＤグローバルリンクの支援員の方にも相談していたため、その支援員は、いちはやく近所のクリニックに連れて行ってくれました。診断結果は痔ろうで、詳しい検査のために大きな病院を紹介された結果、手術が必要となりました。何度か通院をして6月には手術入院をしましたが、その間も支援員の方は付き添ってくれ、医師の診断やアドバイスなどをネパール語に通訳してくれました。今は彼も無事に退院でき、案内された特定技能外国人用の保険申請手続きも、RDグローバルリンクが代理でしてくれています。

弊社従業員と支援員の方の信頼関係も深く、対応も的確のため、安心して支援を任せることができています。
ここまで丁寧に外国人の生活をフォローしてくれるとは思っていなかったので、RDグローバルリンクに問い合わせてみて本当によかったと感じています。