謹賀新年 今年は新しい学びを増やします!本年もよろしくお願いします!
介護外国人労働者特定技能特定技能「介護」支援活動特定技能研修について 2025.01.23

ごあいさつ
読者の皆さんこんにちは、介護特定技能研修講師・主任ケアマネジャーの田端です。
今月もこの文章を読んでいただきありがとうございます、本年もどうぞよろしくお願いいたします。
新しい年が明け、希望に満ちたスタートを切った方も多いのではないでしょうか。
このコラムを読んでいる皆様が素晴らしい2025年を送れるよう、ささやかながら愛知県北名古屋市から願っていきます。
介護の業界ではここ数年来話題になっていた「2025年問題」、と呼ばれる年がいよいよ始まったか・・と身震いする想いです。
ますます高齢者介護のニーズは高まり、世間の話題となっていくでしょう。
日本という国で暮らす一人一人がこの問題を真正面からとらえ、安心して備えることができるよう活動していきます!!
まずは、新年にちなんで各国の祝い方の違いをご紹介したいと思います。
お正月は国ごとに異なる文化や伝統を反映した特別な時間です。
日本では1月1日の元旦に家族が集まり、おせち料理を囲みながら初詣に出かけ、新しい一年の健康と幸福を願うことが一般的です。一方、アジア圏の国々ではまた違った形で新年を迎えます。
例えば、インドネシアではイスラム教徒が多いことから、西暦の新年よりも宗教行事が重視される傾向にありますが、都市部では花火やカウントダウンイベントが賑やかに行われるのが特徴です。
ベトナムでは旧正月(テト)が最も重要で、家族や先祖を敬う習慣が深く根付いています。
親しい人々と春巻きなどの伝統料理を楽しみながら、お年玉を贈る風景が新年の象徴です。
ネパールでは、西暦の新年に加えてネパール独自の新年も祝われ、地域ごとに異なる風習が見られます。
こうした新年の多様な祝い方を知ることで、日本の正月文化を再発見するとともに、異文化への理解が深まるのではないでしょうか。
介護福祉士試験迫る
いよいよ1月26日(日)に介護福祉士試験が実施されます。
毎年、試験日は通常1月の最終週の日曜日に設定されています。
みなさんご存じの通りこの試験は、介護の専門職として高いスキルを証明する国家資格試験で、介護現場で働く方々にとって大きな節目です。介護福祉士試験の内容は、介護の基本的な技術や知識だけでなく、人間の尊厳や社会制度に関する理解も問われます。
具体的には、筆記試験は全部で13科目あり、総得点で評価されます。
科目ごとの合否判定や、合格科目の免除制度導入も検討されていますが今年はまだ総得点での合否になります、合格の基準点は毎年約70%です。
試験内容は、介護の基本的な技術や知識だけでなく、人間の尊厳や社会制度に関する理解も問われます。これらは、日々の業務を通して培った経験や勉強の成果を発揮する場でもあります。
データで表すと日本人の合格率は約70%に対し外国人は約36%となっています。
外国人の合格者は年々増加傾向にありますが、複雑な日本語や5択の出題形式などまだまだ外国人にとってはハードルの高い試験内容になっています。
おそらくこのコラムを書いている時も、受験生が試験に向けて準備を進めていると思います。
試験に臨む皆さまには、健康管理に気をつけながら、ぜひ万全の体制で挑んでいただきたいと思います。
ベトナムに行ってきます
突然ですが、来月ベトナムのハノイへ視察旅行に行ってきます!
今回の目的は、現地での介護教育や福祉の取り組みを学ぶことです。送り出し機関や老人ホーム、病院を訪問し、現場の状況や課題について理解を深める予定です。また、海外から見た日本の介護の強みや改善点を知ることも目標としています。
実は私にとって20年以上ぶりの海外渡航となり、パスポートを取り直すところから準備が始まりました。
現在は、ハノイの情報収集に励んでいます。
2月のハノイは、平均気温が15~20℃ほどで、日本の春先に似た穏やかな気候です。
日中は暖かくても、朝晩は冷えるようなので服装どうしようか・・と思案しております。
換金は?携帯を利用するには?など初心者的な疑問が尽きないので旅行経験者に聞いてまわる日々を過ごしております!!
帰国後には、このコラムで視察の様子をレポートさせていただきます。
日本とベトナムの介護事情の違いや、そこで感じたことを皆さまにお届けできればと思います。どうぞご期待ください!!
今月も最後までお読みいただきありがとうございました。
寒い日が続きますが、どうぞお体にお気をつけてお過ごしください。本年もよろしくお願いいたします。